「ただ楽しい」を大事に――心が軽くなる趣味のすすめ

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「せっかくやるなら、何かの役に立つことを」
「人に見せられるような作品にしなきゃ」
そんなふうに考えて、楽しみが少し重たくなっていませんか?
でも、趣味に“目的”や“評価”はなくてもいい。
ただ「なんか好き」「やってみたい」――その気持ちを、大事にしてみませんか?
この記事では、“ただ楽しい”を暮らしの中心に置くヒントをご紹介します。

  • 趣味には「意味」や「成果」がなくてもいい
  • 感覚にまかせて「好き」を楽しむことが大切
  • 続けるコツは「期待しすぎず、比べすぎず」
目次

「意味がないこと」こそ、心の栄養になる


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大人になると、どうしても“役に立つかどうか”を基準にしてしまいがちです。
「趣味をやるなら、何かに活かせないと」
「人に褒められるくらいじゃないと」
でも、そうした考えが知らず知らずのうちに、楽しみを重たくしてしまうことも。

趣味は、本来もっと自由なもの。
“絵が上手くなるために描く”より、“描いている時間が心地いい”――
それこそが、本当に大事にしたい部分です。

たとえば:
誰にも見せない落書き
ただ並べて満足するビーズ
集めた押し花をノートに貼る


どれも、「意味はないけど、好きだからやる」こと。
それが心の余白をつくってくれます。

「なんとなく好き」を感覚で楽しむ


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“理由のない好き”を大切にすることも、趣味の醍醐味です。

・なんとなくこの布の手触りが好き
・この色合いを見ると落ち着く
・音楽をかけて、ただぼんやりしている時間が好き

そんな風に、感覚のままに何かに惹かれることは、心が健やかに動いている証拠。
きちんとした成果や、わかりやすい目的がなくてもいいんです。
それはまるで、子どもが夢中で砂場遊びをするようなもの。
手を動かしている時間そのものが、心のリズムを整えてくれます。

そして、「何もしない」ことも立派な趣味の時間です。
お気に入りの器でゆっくりお茶を飲む。
朝の光の中で、ただぼんやり座ってみる。
「誰のためでもない、比べない時間」が、心をやわらかくほぐしてくれるのです。

「続ける」より、「やりたい」を大事に


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「毎日やらなきゃ」「きちんと形にしなきゃ」――
そんなプレッシャーがかかると、せっかくの楽しみが義務になってしまうことも。

趣味は、途中で飽きたっていいし、しばらくお休みしても構いません。
ときには、「今日は何もしない日」にしてもいい。
再開したくなったときに、また始めればいいだけです。

▶ 続けるためのコツ
曜日や時間をゆるく決める(例:日曜の午後は趣味時間)
“完成”にこだわらず、「途中を楽しむ」視点をもつ
人と比べない。誰かがすごくても、それはそれ、自分は自分。

期待しすぎないこと。
「うまくやろう」と気負わないこと。
その積み重ねが、長く楽しめる秘訣になります。

まとめ

「ただ楽しい」という気持ちは、日々を前向きに生きるための力になります。
無理に意味を持たせなくても、評価されなくても、
その楽しさがあなたの中に静かに灯る喜びになっていきます。

🌈 今日、あなたが「ちょっと楽しい」と思ったことを、明日も大切に。
それが、心を豊かにする一番の近道です。

ココちゃん

“楽しいからやる”って、すごく素敵なことだね。私も、上手じゃなくていいから、思いついたことを自由に楽しんでみようっと♪