じっくりコトコト、家庭で味わうビーフシチューの基本レシピ

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Beef stew

とろとろに煮込まれた牛肉と、コクのあるソース――
寒い日や特別な日にぴったりの「ビーフシチュー」は、実は家庭でも意外と簡単に作れる洋食メニューです。
今回は、基本の作り方と美味しく仕上げるコツ、さらにアレンジ方法までご紹介します。

  • 家庭でできる基本のビーフシチューレシピを紹介
  • 失敗しない煮込みのコツを丁寧に解説
  • 余ったシチューを楽しむアレンジアイデアも
目次

材料と下ごしらえ


Beef stew

〈材料(4人分)〉
・牛肉(肩ロースやスネなど)400g
・玉ねぎ2個(くし切り)
・にんじん1本(乱切り)
・じゃがいも2個(一口大)
・マッシュルーム(お好みで)
・赤ワイン200ml、水400ml
・デミグラスソース缶1缶(約290g)
・トマトペースト(またはケチャップ)大さじ1
・ウスターソース小さじ2
・バター10g、小麦粉大さじ2、塩・こしょう・サラダ油適量

牛肉には塩・こしょうをふってから小麦粉をまぶします。
これによりソースに自然なとろみが出て、肉も煮崩れしにくくなります。

煮込みの基本手順


Beef stew

① フライパンで牛肉を焼きつけ、香ばしさを加える(中まで火を通さなくてOK)
② 同じフライパンで玉ねぎとにんじんを炒め、牛肉と一緒に鍋へ
③ 赤ワインを注いで強火でアルコールを飛ばす。その後、水とローリエを加えて中火で40分〜1時間煮込む
④ デミグラスソース、トマトペースト、ウスターソースを加える
⑤ じゃがいもとマッシュルームを加え、さらに20分煮込む
⑥ 最後にバターを加え、塩・こしょうで味を調整

時間はかかるものの、火にかけるだけで深い味わいに。冷蔵庫で一晩寝かせると、さらに美味しくなります。

アレンジと楽しみ方


Beef stew

・ごはんにかけて「ハヤシライス風」に
・パンと合わせて「カフェ風ランチ」に
・余ったら耐熱皿でチーズをのせてグラタン風にも

また、圧力鍋を使えば煮込み時間を短縮でき、やわらかい仕上がりに。高齢者にも食べやすく、栄養もしっかりとれる「やさしいごちそう」として活躍します。

まとめ

ビーフシチューは、手間をかけるぶんだけ豊かな時間が味わえる料理です。
特別な日だけでなく、「今日はちょっと丁寧に料理したいな」と思ったときに、ぜひ作ってみてください。
煮込みの香りが家中に広がるころには、心までぽかぽか温まっているはずです。

ココちゃん

手作りのビーフシチューって、なんだか気持ちまでとろけちゃうね。
おうちがレストランみたいになるの、すごく好き!