ゆっくり、じっくり、そして真剣に。ゲートボールで広がる仲間との輪

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ゲートボールの試合

一見すると静かなスポーツ。しかし、ゲートボールは頭も体も使う奥深い競技です。
高齢者を中心に全国で楽しまれており、「競い合いながら笑い合える」つながりスポーツとしても人気。
今回は、ゲートボールの基本とその魅力、仲間と楽しむためのヒントをご紹介します。

  • 5人制のチーム競技で、誰でも参加しやすいルール
  • 歩く・考える・支え合う要素がそろい、健康維持にも最適
  • 地域交流や大会参加で仲間の輪が広がる
  • 全国に体験機会があり、初心者でも始めやすい
目次

ゲートボールってどんな競技?

北海道

ゲートボールは1チーム5人で、2チームが対戦します。
プレーヤーは順番にスティックでボールを打ち、3つのゲートを通過し、最後にゴールポールに当てることで得点を競います。
制限時間は30分。チーム全員で協力して作戦を練りながらプレーするのが特徴です。
1947年、北海道で考案された日本発祥のスポーツで、高齢者にもやさしく、かつ戦略性がある点が魅力です。

仲間と一緒に“競って楽しむ”

ゲートボール大会

ゲートボールは個人技だけでは勝てません。
味方のボールを良い位置に運んだり、相手のボールを遠ざけたりと、まさに“頭脳戦”。
勝ち負けよりも、「あのプレーすごかったね!」「次はこうしてみようか」といった会話が自然に生まれ、
気づけば、周囲との距離がぐっと縮まっているはずです。
ラリーの代わりに「戦略」が会話を育ててくれる、それがゲートボールの面白さです。

健康と社会参加にもつながる

ゲートボール会場に向かうシニア

ゆっくり歩く、しゃがむ、狙って打つ――この動作の繰り返しが、じわじわと体を鍛えてくれます。
また、次の一打をどうするか、味方とどう連携するかなど、脳もフル回転。
週に1〜2回の活動でも、「出かける習慣」ができることで、生活にリズムが生まれ、孤立予防にも役立ちます。
無理なく続けられて、仲間もできる。これほどバランスの良い運動は、なかなかありません。

まとめ

ゲートボールは、体力に自信がなくても、仲間と一緒に始めやすいスポーツです。
技術よりも、楽しむ気持ちとチームワークが大切。
近所のコートで一歩踏み出せば、新しい友だちと、笑顔の時間が待っています。
「健康づくり」と「仲間づくり」が一緒にできるゲートボール、ぜひ体験してみてください。

ココちゃん

ゲートボールって、ゆっくりなのに頭も体も使うんだね!
ココもいつか、チームのみんなと作戦会議してみたいな♪