「運動しなきゃと思っても、何をすればいいかわからない」「体力に自信がないから、無理はしたくない」そんな方にこそおすすめなのが、“やさしく動く”習慣です。
この記事では、高齢者の方でも安心して取り組める気軽な体の動かし方と、その効果をわかりやすくご紹介します。
- “運動”ではなく“やさしく動く”ことから始める
- 1日5分、椅子に座ったままでもOKな動作で十分
- 続けるための工夫や気分転換のコツも紹介
“やさしく動く”ことの意味とは?

激しい運動をしなくても、体を軽く動かすだけで健康への効果があります。
血流がよくなれば、筋肉や関節の動きもスムーズになり、転倒予防につながります。
また、気分がリフレッシュされることで、うつや認知症の予防にも効果があるとされ、糖尿病や高血圧といった生活習慣病の改善にも期待がもてます。
ポイントは、「運動しなきゃ!」と気負わず、“ちょっと動こう”くらいの気持ちで始めることです!
毎日5分からできる“やさしい動き”

やさしい動きは、テレビを見ながらでも、椅子に座ったままでもできます。
🔹首・肩をほぐす
・肩をゆっくり上下に10回動かす
・首を左右に傾けながら深呼吸する
🔹足腰を動かす
・椅子に座ったまま片足を軽く持ち上げる
・つま先とかかとを交互に床にトントン
・足首をくるくる回す
🔹手・指をしっかり動かす
・手を開いて閉じる「グーパー運動」
・指先でテーブルをトントン叩く
これらはすべて椅子に座ったままでも実践可能。
1日たった5分からで大丈夫です!
「続かない」を防ぐ3つの工夫

習慣づけが難しいときは、小さな工夫が大切です。
① 朝のテレビの時間に合わせてやる
決まった時間に体を動かすと、自然と日課になります。
② 終わったあとはお茶を飲むなど、ごほうびを用意する
“動いたあとに楽しみがある”と続けやすくなります。
③ 家族や友人と「今日はやった?」と声をかけ合う
人と一緒に続けることで、気持ちも前向きになります。
無理なく、自分に合ったペースを見つけましょう!
まとめ
“やさしく動く”ことは、自分の体をいたわり、こころに風を通すこと。
大きな動きや特別な運動をしなくても、「ちょっと体を動かした」その実感が健康につながります。
毎日少しずつ、自分のリズムで動くことで、“動ける体”が保たれていくのです。
今日からでもできる、“からだにやさしい第一歩”。無理なく、心地よく始めてみませんか?

難しい運動じゃなくていいんだね!
毎日5分だけでも体と心が元気になるってうれしいな〜♪