暦の上では春とはいえ、三寒四温の言葉通り、温かさと寒さが交互にやってくるこの季節。
「そろそろ外に出ようかな」と思う日もあれば、「やっぱりコタツが一番」と丸くなってしまう日もありますよね。
実は、この時期の「ほんの少しの外出」には、冬の間に眠っていた心と体を健やかに目覚めさせる、驚くようなパワーが隠されているのです。
「冬眠」から目覚める準備。光の魔法

なぜ、春の光を浴びることが大切なのでしょうか?
それは私たちの体が、太陽の光を「目覚まし時計」にしているからです。
■ 幸せホルモン「セロトニン」のスイッチ
冬の間、なんとなく気分が沈みがちだったことはありませんか? 太陽の光を浴びると、脳内に「セロトニン」という物質が増えます。これは別名「幸せホルモン」。心を穏やかにし、前向きな気持ちを運んでくれる春からの贈り物です。
■ 体内時計のリセット
季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、眠りが浅くなることも。朝の光を浴びることで、「夜に眠る準備」がスイッチオンされます。自然な眠りを誘うための、一番身近な健康法なのです。
足腰は一生の宝物。楽しく春を歩こう

春の散歩は、ただの移動ではありません。これからの活動的な季節を楽しむための「準備運動」です。
■ 筋肉を貯金しよう!
シニア世代にとって、筋肉は使わないとあっという間に眠ってしまいます。特別な運動は必要ありません。
近所の梅の花を眺めに行くだけで、太ももやふくらはぎの筋肉が刺激され、転倒防止につながる筋肉の貯金ができるのです。
■ 骨を強くする天然のビタミン
日光浴をすることで、体の中では「ビタミンD」が作られます。これはカルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にしてくれる大切な栄養素。お日様の下を歩くことは、まさに「天然のサプリメント」を浴びているようなものです。
急がず、無理せず。春を安全に歩く知恵

いざ外へ!と思っても、無理は禁物。春の入り口を安全に楽しむためのコツをご紹介します。
■ 「三枚脱ぎ」のすすめ
春の風は意外と冷たく、かと思えば歩くと汗ばむことも。脱ぎ着しやすい上着を重ねて、こまめに体温調節をしましょう。「ちょっと暑いな」と感じる前に調整するのが、風邪をひかない秘訣です。
■ 水分補給は「お守り」代わりに
夏ほど喉が渇かないため、冬から春にかけては隠れ脱水になりやすい時期です。
散歩の前後に、コップ一杯の白湯や温かいお茶を飲む習慣を。喉を潤すことが、ウイルスを遠ざけることにも繋がります。
2月の健康・散歩クイズ🌸
散歩の知識を深めて、足取りを軽くしましょう!!
Q1. 春の散歩、最もおすすめの時間帯は?
A:日が昇りきった正午 B:朝の光を感じる午前中 C:日が沈む夕方
Q2. 散歩から帰ってきた後、まず最初にしてほしいことは?
A:すぐに昼寝をする B:冷たい水を一気に飲む C:手洗い・うがいと水分補給
Q3. 骨を強くする「ビタミンD」を作るのに必要なのは?
A:日光浴 B:暗い部屋での読書 C:厚着をして寝ること
答え
Q1:B(セロトニンが活性化し、夜の快眠につながります)
Q2:C(喉の乾燥を防ぎ、外の汚れをしっかり落としましょう)
Q3:A(15分〜30分程度の日光浴で十分効果があります)
心の「春一番」を吹かせましょう

「もう歳だから」「歩くのがゆっくりだから」……。そんな風に、自分にブレーキをかけてしまう心はありませんか?
でも、春はみんなに平等にやってきます。
ゆっくり歩けば、その分、道端の小さな春を見つけるチャンスも増えるというもの。
まずは玄関を開けて、大きく深呼吸。春の空気を胸いっぱいに吸い込むだけで、今日という日が少しだけ明るく回り始めます。あなたのペースで、あなたらしい春の「一歩」を楽しんでくださいね。

作成者:ココレス編集部
*写真はイメージです。
ココレス編集部は、シニア世代とそのご家族に役立つ情報をわかりやすくお届けするチームです。
脳トレや暮らしの知恵から、健康・介護・お金に関する専門家監修記事まで、幅広いテーマを扱っています。
「大切に想う気持ちを守る」というココレスの理念のもと、日常に寄り添い、安心と発見を感じてもらえる記事作りを心がけています。
