≪わたしとの約束≫今日のわたしを責めない。

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promise to myself
目次

わたしとの約束とは

「わたしとの約束」は、日々の暮らしの中で見つけた“小さな決意”を綴る手紙です。
人にやさしくしようとするように、自分にもやさしくできたら——。
そんな想いを込めて、お届けします。

おはなし人
woman

藤井 美沙さん(62歳)

元保育士。退職後は夫と二人で静かな暮らしを送っている。
忙しかった現役時代の癖で、今も「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い込みがち。
最近は少しずつ、“頑張らない練習”をしているところ。

できなかった日の、ため息

今日は家事もはかどらず、午前中から気持ちが沈んでいた。
小さなことで夫にきつい言葉をかけてしまい、後悔の波が押し寄せる。
「もう少し優しく言えばよかった」と何度も頭の中で繰り返しては、
ため息をひとつ。
そんな自分を責めているうちに、一日が終わってしまう。

やさしさの向きを変える

昔から「がんばり屋だね」と言われてきた。
でも、その言葉の裏で、私はずっと無理をしていたのかもしれない。
できなかった日を“失敗”だと思っていたけれど、
本当は「休む勇気」をくれた日だったのだと思う。
誰かにやさしくするように、自分にもやさしさを向けていい。
そう気づいたとき、胸の奥の重たさがふっと軽くなった。

わたしとの約束

今夜は、少し早めに布団に入って、
「今日もよくがんばったね」と心の中でつぶやこう。
誰かに認められなくても、
今日をちゃんと生きた自分を、わたしは知っている。
——これが、わたしとの約束。

読者のみなさんへ

つい自分を責めてしまう日、ありますよね。
でも、そんな日こそ“やさしくする相手”を変えてみませんか。
他の誰でもない、自分に「ありがとう」を。
それだけで、明日は少しあたたかくなると思います。

ココレス編集部からのひとこと

誰かを想うように、自分を想う時間を。
それもまた、“たいせつ”を守るひとつの形です。
静かに、自分を抱きしめる夜があってもいいですね。

※本記事はプライバシー保護の観点から、登場する名前や人物設定はすべて架空のものです。ただし、綴られた生活の核心は実際の体験や声に基づいています。