「何を話していいかわからなくて、つい会話が続かない…」
「話しかけたいけど、ゲームやスマホのことはよくわからないし…」
そんな戸惑いを感じたことはありませんか?
でも大丈夫。少しの工夫で、孫世代との距離はぐっと縮まります。
この記事では、世代を超えて“楽しく会話が続く話題のヒント”を紹介します。
- 孫との会話は「共通点」や「関心」から生まれる
- 知らないことは素直に聞くのが、信頼と誇りにつながる
- 会話より「一緒に過ごす時間」から自然と心が通い合う
「今」と「昔」をつなげてみよう

会話のきっかけが見つからないときは、孫の「今」と自分の「昔」をつなげることがポイントです。
たとえば、孫が「体育でドッジボールしたよ」と話したら、「おじいちゃんも小さい頃よくやったよ」と返してみましょう。
孫が「ゲームをしてた」と言えば、「昔は将棋やかるただったよ」と、自分の時代の遊びに話をつなげるのもおすすめです。
▶ 共通点が見つかると、「世代が違っても気持ちは一緒なんだ」と実感できます。
また、昔話も立派な“今どきの会話ツール”です。
アルバムを一緒に見ながら、「このときは○○が流行ってたんだよ」と話すと、
「えー!これママ? 若い!」と孫の目も輝きます。
昔の道具や風景の話は、驚きと発見の宝庫。
「知らなかったことを聞けた」という体験が、孫の記憶に残ります。
興味を持って“聞いてみる”がコツ

会話を弾ませるコツは、「わからないけど興味がある」という姿勢です。
孫にとっては、「聞いてくれた」だけで嬉しいことがたくさんあります。
▶ 話しやすくなる質問例:
「今、学校で何がはやってるの?」
「最近ハマってることある?」
「そのゲーム、少し見せてくれる?」
このとき、「わからないから教えてほしいな」と言ってみると、孫の方からいろいろ教えてくれるようになります。
特にスマホやYouTube、ゲームなどは、孫の得意分野。
「おばあちゃんに教えた!」という体験が、孫にとっては誇りになります。
そして、会話が苦手な人は、「何かを一緒にする」時間にしてみるのもおすすめです。
ホットケーキを焼いたり、ぬり絵を並べて塗ったり、家のアルバムを一緒に整理したり。
話さなくても、一緒に手を動かすことで、自然な会話が生まれます。
「共体験」が心の距離を近づける

ときには、「話そう」よりも「一緒にやってみよう」の方が、孫との心の距離を縮めてくれます。
▶ 一緒にできること:
おやつを作る(ホットケーキ、ゼリーなど)
家の掃除や整理整頓
植物の水やりや家庭菜園の収穫
昔の写真を見ながら、家族の物語を語る
「おばあちゃんと一緒にやったな」「おじいちゃんが教えてくれた」という記憶は、
孫にとってずっと大切な思い出になります。
また、孫が得意な分野――スマホの操作、動画の撮り方、LINEや写真の送り方など――をあえて教えてもらうと、
孫の自信にもつながり、関係がもっとあたたかくなります。
大切なのは、話すことだけでなく、関心を持つこと、一緒にいること。
その積み重ねが、世代を超えた「心のキャッチボール」になるのです。
まとめ
孫との会話は、“話題探し”よりも、“関心のタネ”を一緒に育てることが大切です。
世代が違っても、笑ったり驚いたりする気持ちは同じ。
少しずつ「心のキャッチボール」を重ねていけば、年の差はいつしか“個性のひとつ”になります。
🌸「今日ね、孫とこんな話ができた」――
そんな1日が増えていくことを願っています。

わたしも、おじいちゃんにスマホの写真見せたら、すごく喜んでくれたの!“聞くこと”って、気持ちをつなぐ魔法なんだね♪