「夜中に体調が悪くなった…でも、救急車を呼ぶほどじゃないかも?」
そんなとき、“どこに相談すればいいか”を知っているだけで、落ち着いて対応することができます。
この記事では、高齢者やそのご家族が、緊急時に頼れる医療・相談窓口や日常的な備えについて、わかりやすくご紹介します。
- 緊急相談窓口「#7119」や各自治体の救急相談で、迷ったときに判断できる
- 夜間・休日の医療機関は「医療情報ネット」で事前に確認を
- 心の不調や孤独には、専門の電話相談が活用できる
- 緊急連絡先や情報は「見える場所」に用意しておくことが重要
迷ったときの相談窓口を知っておく

突然の体調不良で「救急車を呼ぶべきかどうか」迷ったら、救急安心センター「#7119」が頼りになります。
医師や看護師が24時間対応しており、自宅で様子を見るか、受診が必要か、救急搬送かを判断する手助けをしてくれます。
ただし、対応地域は限られているため、非対応地域では自治体ごとの「救急電話相談窓口」を確認しましょう。
「とりあえず相談する」という行動が、命を守る第一歩です。
夜間や休日の医療機関を探すには

夜間や休日に診療可能な病院を探すには、各自治体の「医療情報ネット」や「○○県 夜間診療」などのキーワード検索が便利です。
たとえば東京都では「ひまわり」サービスが、地域の対応病院を一覧で表示してくれます。
最寄りの夜間救急センターや輪番病院は、スマホのブックマークや紙にメモして冷蔵庫に貼っておくと安心です。
突然のときに慌てないために、事前の情報チェックと備えが大切です。
心の不安にも「相談の窓口」を

緊急時の不安は、体の症状だけではありません。
孤独感や気分の落ち込みなど、心の緊急時にも相談できる窓口があります。
たとえば、「いのちの電話」や各自治体が設置している「心の健康電話相談」。
また、介護者向けのストレス相談や、認知症の不安に対応する相談窓口も活用できます。
「こんなことで相談していいのかな…」と思わず、まずは声を届けてみることが大切です。
まとめ
救急時に“誰に連絡すればよいか”を把握しておくことで、迷いの時間を減らし、命を守る行動ができます。
連絡先一覧や持病・服薬情報などを見える場所にまとめておくことも、安心につながる準備のひとつです。
📌 今すぐ「緊急メモ」を1枚、冷蔵庫や電話のそばに貼っておきましょう。

緊急時の連絡先、私も冷蔵庫にメモを貼ったよ!
備えがあれば、もっと安心だね〜