病院で診察を受けたり、入院したりする際に関わるのは、お医者さんだけではありません。
実は、医療現場では多くの専門職がチームとして動き、患者さんの命と暮らしを支えています。
この記事では、代表的な医療職の特徴や役割をわかりやすくご紹介します。
- 医療は「一人の医師」だけではなく、多職種の連携で成り立つ
- 医師・看護師から、栄養士・リハビリ・相談員まで幅広い職種がある
- 「何かあったとき、誰に相談すればいいか」がわかるだけで心強い
病気を“診る・支える”医師と看護師

まず中心となるのは医師と看護師です。医師は診察・診断・治療のすべてを統括し、専門によって内科や外科、在宅医などに分かれています。
看護師は、服薬・点滴・体調管理などを行い、入院中は24時間体制で患者を支える存在です。訪問看護師として自宅に来てくれることもあります。
🩺医師は“診る”人、看護師は“支える”人――両者が連携することで、確かな医療が成り立ちます。
生活まで見守る“つなぎ役”たち

医療の世界には、暮らしをサポートする職種も多数あります。
たとえば、介護支援専門員(ケアマネジャー)は、介護サービスの調整役で、生活全体の計画を立てる橋渡し役です。
医療ソーシャルワーカー(MSW)は、経済的な不安や退院後の不安に寄り添い、相談窓口として活躍しています。
📋「病気を治す」だけではなく、「安心して暮らせること」を支える専門家がたくさんいます。
“食べる・動く・話す”を支えるプロたち

高齢者医療で特に欠かせないのが、リハビリ職です。
理学療法士(PT)は歩く・立つなどの動作を支援
作業療法士(OT)は食事や着替えなど生活動作を支援
言語聴覚士(ST)は話す・飲み込む・聞こえるを支援
また、管理栄養士は、糖尿病や腎臓病などの人に合わせて栄養指導を行います。
さらに、歯科医師や歯科衛生士は、虫歯や口腔ケアを通じて誤嚥性肺炎の予防にもつながる大切な存在です。
🍽️「食べる・話す・動く」は、生きる力。そこを支えるプロが、あなたの近くにいます。
まとめ
医療現場では、多くの専門職がそれぞれの立場から患者さんの命と生活を支えています。
「誰に相談したらいいかわからない」と感じたときも、チームの誰かが力になってくれるはずです。
それぞれの専門性が集まることで、大きな安心につながっているのです。

こんなにたくさんの人が関わってくれてるんだね。
ひとりじゃないって、心強いな♪