どの診療科に行けばいい?症状からわかる病院のかかり方

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「お腹が痛いけど内科?それとも外科?」「めまいがするときは何科に行けば…?」
病院に行こうと思っても、診療科がたくさんあって迷ってしまうことはありませんか?
この記事では、代表的な診療科の特徴と、どんな症状のときにかかるべきかをやさしくご紹介します。
正しい科にかかることで、スムーズな診察や早期の回復につながります。

  • 内科と外科では「治療のアプローチ」が異なる
  • 症状によって適した診療科を選ぶとスムーズ
  • 迷ったときはまず内科や総合診療科へ相談を
目次

まずは「内科」か「外科」かを判断

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病気やケガの相談先としてまず知っておきたいのが「内科」と「外科」の違いです。
内科は風邪・発熱・腹痛・高血圧・糖尿病など、体の中の不調に対して、薬や生活指導で治療を行います。呼吸器内科・消化器内科などに分かれていることもあります。
一方、外科は骨折・外傷・手術が必要な病気などを対象に、体の外から治療する診療科。整形外科や消化器外科など、こちらも部位ごとに分かれています。
「原因がはっきりしない体調不良」には内科、「明らかなケガや外傷」には外科が基本の目安です。

専門科での相談が安心なケース

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症状によっては、より専門的な診療科への受診が安心です。
神経内科は、頭痛・めまい・しびれ・ふるえなど「神経の不調」が対象。原因不明の違和感があるときにおすすめです。
脳神経外科は、脳出血や脳梗塞など命にかかわる重い症状に対して、手術も含めた対応を行います。
また、眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科も、目や耳、鼻、皮膚などの不調に特化しています。専門の医師に診てもらうことで、安心感も高まります。

年代・性別によって選ぶ診療科

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年齢や性別によって特有の診療科もあります。
婦人科は女性の健康管理を担い、月経トラブルや更年期、子宮関連の病気に対応します。
泌尿器科は主に男性や高齢者の尿に関する悩みに応えます。デリケートな相談も、専門医なら安心して話せます。
小児科は子ども専用の科で、発熱や予防接種、発達相談まで幅広く対応。
老年内科・もの忘れ外来では、フレイルや認知症、多病併存など高齢者特有の不安にも向き合ってくれます。

まとめ

診療科にはそれぞれの専門性があり、症状に合った科にかかることで治療もスムーズに進みます。
「何科に行けばいいかわからない」ときは、まず内科か総合診療科で相談してみましょう。
体のサインに正しく向き合い、早めの相談と受診が健康維持への第一歩です。
自分に合った診療科を知っておけば、病院選びもきっと怖くなくなりますよ。

ココちゃん

“なんとなく不調”のときは内科でいいんだね。
迷ったら、まず相談してみるのが大事なんだ〜♪