ふわっと広がる、植物の香りにほっとしたことはありませんか?
ハーブは、古くから人々の暮らしに寄り添い、体と心を整える手助けをしてきた植物です。
お茶にしたり、お風呂に浮かべたり、香りを楽しんだり――
今回は、高齢の方でも無理なく取り入れられるハーブの効能と、日常への取り入れ方をご紹介します。
- ハーブは自然由来の、やさしい力をもつ植物
- 飲む・香る・浸かるなど、取り入れ方はいろいろ
- 体と心をゆっくり整える習慣づくりにもぴったり
- 気軽に始められて、毎日の癒しになる
ハーブってどんな植物?

ハーブとは、香りや薬効のある植物のことをいいます。
料理やハーブティーだけでなく、健康や美容、リラックスのためにも広く使われています。
その多くは自然由来で作用が穏やか。だからこそ、年齢を問わず取り入れやすいのが特徴です。
カラダにやさしい
香りで気分をととのえる
使い方が自由で楽しい
ちょっと疲れたとき、気分が落ち着かないとき。そんな日々の中で、ハーブはそっと寄り添ってくれる植物です。
からだにやさしい代表的なハーブたち

ハーブにはさまざまな種類がありますが、特に親しみやすく、体にやさしいものをいくつかご紹介します。
カモミール:安眠・リラックスに。胃の調子を整える効果も
ペパーミント:気分をスッキリさせたいときや、食欲不振時に
ラベンダー:香りによる鎮静効果で、心を落ち着けたいときに
ローズマリー:集中力を高めたいときにおすすめ
エキナセア:免疫力をサポート。風邪予防に使われることも
どれもハーブティーにすれば、香りと効能をいっぺんに楽しめます。水分補給をしながら体調を整える、一石二鳥の習慣です。
暮らしの中で香りを楽しむ方法

ハーブは飲むだけでなく、さまざまな形で暮らしに取り入れることができます。
飲む(ハーブティー):乾燥ハーブをティーポットで3〜5分。はちみつやレモンを加えるのも◎
香る(アロマ・サシェ):ポプリやアロマオイルで香りを楽しんだり、乾燥ハーブを袋に入れて引き出しへ
浸かる(ハーブ風呂):乾燥ハーブをお茶パックに入れて湯船に。カモミールやよもぎがおすすめ
塗る・使う(オイル・クリーム):ラベンダーやローズマリーのオイルで手足をマッサージ。肌のケアにも効果的
暮らしの中に“香りのひと手間”を加えるだけで、気持ちもふっと和らぎます。
まとめ
ハーブは、自然のちからで心と体をゆるやかに整える植物です。
薬に頼るほどではない不調や、何となく疲れた心に、そっと寄り添ってくれる存在。
飲んで、香って、触れて――日々の暮らしの中で、無理なく、気持ちよく取り入れることができます。
ハーブティーで1日の始まりを整える
ラベンダーの香りで眠りの準備を
お風呂やマッサージでリラックスする時間をつくる
年齢を重ねた今だからこそ、「やさしい整え方」が、暮らしをより豊かにしてくれます。
ちょっとひと息の時間に、ハーブを添えてみませんか?

ハーブってなんだか難しそうって思ってたけど、お茶にするだけでもいいんだね〜!
カモミールティー、飲んでみたくなっちゃった♪
今度、おばあちゃんにも教えてあげようっと!