「最近ちょっと疲れやすくなったかも…」
「外に出るのが面倒で、家にいることが増えた」
それ、もしかすると“フレイル”のサインかもしれません。
“フレイル”とは、健康と要介護の間の状態のこと。
今回は、フレイルの基礎知識と、今日からできる予防法・運動習慣をご紹介します。
フレイルってなに?が分かる
目次
フレイルとは?

「フレイル(frailty)」とは、加齢によって心身が弱ってきている状態のことです。
健康な状態と、介護が必要な状態のちょうど“中間”にあたります。
▶ フレイルの主な特徴:
- 筋力や体力の低下(サルコペニア)
- 食欲低下や体重減少
- 疲れやすい、外出が減る
- 物忘れや判断力の低下
- 人との交流が減る
💡 特徴は「気づきにくい衰えが、少しずつ進行する」ことです。
フレイルを見逃さない!セルフチェック項目

以下の項目に3つ以上当てはまったら注意サインです:
- 6ヶ月で体重が2~3kg以上減った
- 歩くのが遅くなった・つまずきやすい
- 疲れやすいと感じる
- 筋力(握力など)が落ちてきた
- 外出の回数が減った
📝 1〜2個なら“プレフレイル”状態。予防・改善のチャンスです!
フレイル予防に必要な3本柱

フレイル予防に必要な3本柱は以下の3つです!
①【運動】
毎日の軽い運動や体操(椅子スクワット、ウォーキングなど)
「ながら運動」でもOK!体をこまめに動かす意識を
②【栄養】
たんぱく質(肉・魚・豆)をしっかりとる
食事の量が減ったら、間食や栄養補助食品の活用も◎
③【社会参加】
家族や友人、地域とのつながりを大切に
買い物・散歩・電話など、「誰かと関わる」行動が心の栄養に
🌱 体・食・つながり。この3つが、フレイル予防のカギです。
まとめ
フレイルは、早めに気づいて、生活習慣を少し見直すだけで防げる状態です。
無理な運動は必要ありません。小さな習慣の積み重ねが、未来の自分を守ります。
🌈 今日の一歩が、5年後・10年後の元気をつくります。
さあ、できることから一緒にはじめてみましょう。

フレイルって最近徐々に聞くようになってきたよね!