転ばぬ先の“からだづくり”。今日からできる予防運動のすすめ

動く
記事を共有
予防運動とは?

年齢を重ねると、段差につまずいたり、筋力の衰えを感じたりすることが増えてきます。
でも実は、ほんの少しの“予防運動”を習慣にするだけで、体はしっかり応えてくれます。
この記事では、転倒・寝たきり・筋力低下を防ぐために、無理なく始められるやさしい運動習慣をご紹介します。

  • 予防運動の考え方と基本動作を紹介
  • バランス力・筋力・柔軟性を保つ簡単な習慣
  • 高齢者でも安心してできる内容
  • 今日からできる“ながら運動”の工夫も多数
目次

予防運動とは?元気なうちに始めたい習慣

予防運動の大切さ

「予防運動」とは、病気になってから体を鍛えるのではなく、今の元気を将来まで守るための運動です。

特にこんな人におすすめです:

  • 階段や坂道が少しつらくなった
  • よくつまずくようになった
  • 健康診断は問題ないが、体力に不安がある
  • 「寝たきりにはなりたくない」と考えている

💡元気な今だからこそ、「未来の自分」のために始める価値があります。

基本の3つの運動で体を守ろう

予防運動の効果

予防運動の基本は、筋力・バランス・柔軟性。この3つを意識して動くことが大切です。

【① 筋力維持:下半身が要】
椅子に座って「もも上げ」左右10回
テーブルにつかまり「つま先立ち」10回

【② バランス力:ふらつき予防】
「片足立ち」5秒ずつ交互に(つかまりながらでOK)
背伸びしながら腕をゆっくり広げる

【③ 柔軟性:動きやすい体に】
首・肩・腰・膝を軽くまわす
朝起きたときや寝る前に軽くストレッチ

🌱1日3〜5分の積み重ねで、体の安定感が変わってきます。

続けるコツは“タイミング”と“ながら”

歯磨きしながら予防運動

運動を「特別なこと」と考えると、続けるのが大変になります。
でも、普段の生活の中に組み込めば、無理なく続けられます。

▶ こんなタイミングで

  • 朝テレビを見る前に5分
  • 歯みがき中に片足立ち
  • お湯を沸かしている間に肩回し
  • ラジオ体操を毎朝のルーティンに

▶続ける工夫

  • 「今日はここまでやった」とカレンダーに印をつける
  • 家族と一緒に取り組む
  • 音楽を流しながらやると、気分もUP

🧼「ながら運動」は、心にも体にも負担が少なく、習慣になりやすい方法です。

まとめ

予防運動は、「体を動かす習慣」であると同時に、「未来の自分を守る時間」でもあります。
転倒や寝たきり、認知症を防ぐためにも、今の体をしっかり整えておくことが大切です。
無理せず、楽しく、今日からできることを一つずつ続けていきましょう。

🏃‍♂️動けることは、自由に生きる力。予防運動は、元気な人生への第一歩です

ココちゃん

5秒だけでも片足立ちしてみたよ!
ふらついたけど…なんか、続けたら強くなれそうな気がする~♪